実施しようとしている教育プラットフォームについての趣旨ならびに今後の展望・方針をお教え下さい。国内、国外のどちらを対象としたものか、JMOOCとの類似点・相違点などをもご教示下さい。

JV-Campusは英語・日本語を問わない国内外に対する日本の高等教育のポータルとして位置付けることのできるプラットフォームです。JMOOCとの類似点は、オンデマンドコースをそれぞれの機関の目的に沿って配信するという点です。相違点は、この類似点に加えて、文部科学省主導のプロジェクトとして、国内の多くの大学が参画し、戦略的パッケージBoxの作成などを通じて、JV-Campus参加大学間でコースやプログラムを共有できることにあります。加えて、オンライン留学フェアのようなオンラインイベントも開催できるようにしていきます。

想定されるコンテンツの内容は、国際競争力や日本の魅力を伝えるような分野が中心になるのか、英語のみの講義か、1回(90分)ものではなく連続講義やひとまとまりのプログラムのようなものを想定していますか?

コンテンツの内容及び配信先(受講者)は英語による海外への発信だけでなく日本も想定しており、日本語の講義も対象となります。講義については一単位分及び一回分いずれも想定しています。

他大学との単位互換の仕組み等の連携調整や科目調整に時間を要すると思うのですが、どのようなスピード感で調整が進むのでしょうか?

スピード感は、コースやプログラムによります。戦略的パッケージBoxでは、主に受講する大学などの組織側で単位を認定いただくことを考えています。個別機関Boxに関しては、科目を提供する機関の意向によります。

コンテンツ掲載、コンテンツ閲覧のそれぞれに費用はかかりますか?かかるとすればいつからでしょうか?

文部科学省の補助期間中の2024年3月までは無料。その後事業体化に伴い、有料化することを検討中です。

実際の運用にあたっては、Paypal またはクレジットカードの決裁が必要のようでしたが、筑波大学様で契約された集金代行会社と参加大学との間で具体的なやり取りが発生するという認識で宜しいでしょうか?

現在調整中であり、後日の回答とさせていただきます。

JV-Campusは、国際関係の科目や留学生に対する科目の提供だけでなく、国内学生に向けた日本語による一般的な科目提供も可能ですか?

可能です。それぞれの大学の方針に基づいて科目を提供できる個別機関Boxも準備しておりますので、ニーズ沿った積極的配信が可能となります。

戦略的パッケージBOXへのコース登録は、JV-Campus事務局側が行うのですか?

はい、その通りです。

戦略的パッケージBOXでの科目の組み合わせ(コース設定)は、JV-Campus事務局側が行うのですか?

ニーズ(科目配信および科目受講)に基づき、大学の国際化促進フォーラムなどの意見を取り入れながら、JV-Campus側で取りまとめていく予定です。

「〇〇大学とXX大学が連携関係にあることから、XXのコースをこの2つの大学で登録をしたい。」ということは可能でしょうか?

可能です。閉じたサークル内での科目共有も可能です。

来年度以降、コロナ感染状況によってはオンラインでなくなる可能性があるプログラムの情報をリンクできないでしょうか?

オンライン教育プラットフォームですので、基本的には不可と考えています。

現在は「コース・プログラムなどのタイトルと内容」について、詳しくご提供することができない状況です。当分の間、大学紹介のみとさせて頂くことは可能ですか?

可能です。