分野 | 建築・芸術

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インドの伝統工芸について学ぶ:現代社会における継承の危機と保護「リキールの陶芸」

本授業は、世界展開力事業(英豪印)で連携するインド国立デザイン大学(NID)のラケッシュ氏による講演を基に、伝統工芸の継承問題とデザイン教育の役割について考察するものです。NIDは1961年にチャールズ&レイ・イームズ夫妻の報告書を基に設立され、陶磁・ガラスデザインをはじめとする16〜17の専門領域で実践的なデザイン教育を行っています。授業の中心となるのは、ラダック地方の山岳村落・リキル村に伝わる伝統陶芸「リキールポッタリー」です。粘土製のろくろや牛糞を燃料とした野焼きなど、独自の製法が受け継がれてきましたが、村に残る職人はわずか2〜3人であり、男性の都市流出や家畜の減少による燃料不足が深刻な継承の危機をもたらしています。こうした課題に対し、NIDのデザインチームは職人との共同ワークショップを通じて移動式ろくろや低コストDIY窯の開発、観光向けお土産品のデザインなどに取り組みました。伝統技法を守るか現代技術を導入するかという問いに対しては、両方を学んだ上で職人自身が選択できるよう支援するという姿勢がとられました。

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