
About/概要
要約
この講座では、これからビジネス日本語を学び始める人を対象として、基本的な言語知識の獲得、ビジネス文化やマナーの理解を身につけるための入門的な内容を扱います。留学生が日本企業に就職する際に求められるものとしてビジネス日本語力があります。
しかしながら、大学生活や日常の中でビジネス日本語に接する機会は、ほとんどないというのが現状です。
ビジネス日本語の基本的な知識を身につけ、将来、日本語を使って働くための準備を整えることを目的とします。
※5月に開講した入門講座とは扱うトピックが異なりますので、前回受講者も継続して受講できます。
◆授業目標:
1)ビジネス日本語の基本的な言語知識を習得し、日本のビジネス文化やビジネスマナーについて理解する
2)動画視聴やレポート課題を通して、学習を続けるために必要な分析力・思考力を身につける
◆授業形式と課題:
①オンデマンドによる動画配信とクイズの受験(学習時間60分程度×8回)
②最終試験を受験する
③与えられたテーマについて修了レポートを提出する(1,000文字)
◆修了証発行条件:東洋大学認定修了証を発行します。
講座期間終了時までに全ての課題(①~③)を完了した方
Content/学習内容
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1
コミュニケーションの一つであるスキンシップを取り上げ、日本と海外の違いについて確認します。
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2
第2回:頻出ビジネス用語100-生産現場編-
生産現場で必要となる基本的な知識と、理解すべきカタカナ語を学びます。
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3
第3回:間違えやすい表現
間違えやすい言語表現について、社会言語学的観点から取り上げ確認します。
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4
第4回:ビジネスメール
ビジネス場面でのEメールを取り上げ、書き方と基本表現を学びます。
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5
第5回:コミュニケーションモデル
言語行動・非言語行動についてのモデルを紹介し、ビジネスコミュニケーションについて考えます。
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6
第6回:頻出ビジネス用語100-社会編-
「社会・経営」に関するカタカナ語彙を取り上げ、適切な使い方について学びます。
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7
第7回:状況別ビジネス表現
ビジネス場面を状況別に確認し、場面で使用される言語表現について考えます。
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8
第8回:応接・訪問・押印
営業場面で必要となる基本的な知識と考え方について学びます。
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9
修了テスト(4択式)
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10
修了課題レポート
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11
受講後アンケート
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全体フィードバック
Staff/スタッフ
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- 責任者
牛窪 隆太東洋大学 国際教育センター准教授経歴獨協大学外国語学部卒業。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程修了。 博士(日本語教育学。Waseda Education(Thailand)・タイ早稲田日本語学校副主任講師、早稲田大学日本語教育研究センター助手、関西学院大学日本語教育センター日本語常勤講師・言語特別講師を経て、現職。専門は、質的データ分析法、教師研究、実践研究。
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- 責任者
陳 秀茵東洋大学 国際教育センター講師経歴広東海洋大学外国語学部日本語学科卒業。神戸大学大学院人文学研究科博士課程前期課程・後期課程修了。博士(学術)。ドイツハンブルク大学、神戸大学アシスタント、神戸芸術工科大学、日本経済大学などの非常勤講師・専任講師を経て、現職。専門は、現代日本語文法、日本語教育、日本語学、コーパス言語学。日本語学習者の視点から、現代日本語文法の文末表現と、漢字漢語研究に取り組む。文法・語彙の理論知識に基づいて、学習者ならではの学習困難点、注意点を踏まえ、日本語力向上のための勉強のコツなどを提示する。
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- 講師
五藤 絵里加対外経済貿易大学外語学院専任講師経歴神戸大学大学院人文学研究科文化構造専攻国文学教育研究分野博士前期課程修了。
北京外国語大学(中国)、オックスフォード大学(英国)での日本語教育インターンシップ経験、清華大学人文学院(中国)での講師経験を経て、現在、対外経済貿易大学外語学院で専任外国籍講師として日本語教育に携わる。
Competency/コンピテンシー
- 論理的思考力
- 国際性
- 主体性
- 語学力
Information/その他の情報
受講要件
・N2(JLPT)相当以上の日本語力を持つ方
※海外の国・地域からの受講も大歓迎です。
・課題をきちんと提出できる方
・受講後にBEVIに回答できる方
・全ての動画を視聴できる方
評価方法
特になし
教材・参考文献
特になし
Contact/お問合せ先
TOYO Japanese Language Program
Email: toyo-jlp@tugs.co.jp
https://toyo-jlp.com/