
分野 | 教育
マイクロクレデンシャル に関するFDシリーズ
急速に進化する教育分野において、マイクロクレデンシャル(MC)は、従来の資格取得プロセスを補完し、学習者に柔軟な学びを提供する新たな方法として注目を集めています。本ウェビナーシリーズでは、MCの基本的な理解から、発行に必要な保証、さらにはJV-Campusや他のMOOCでの活用事例に至るまで、幅広い視点からMCの現状と可能性を探ります。
主催:JV-Campus
共催:Japan hub for Innovative Global Education
筑波大学教学マネジメント室教育力向上部門(全学FD認定)
Content/学習内容
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講師: 芦沢真五、井上雅裕、米澤彰純 (五十音順)内容: 世界や日本でのMCの展開状況、基本的な概念について解説します。
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講師: 井上雅裕、木村修平(五十音順)
内容: MC発行にあたり、学習の成果をどのように保証するのか、そのために必要な仕組みや考え方を紹介します。 -
講師: 池田佳子、井上雅裕、大庭良介(五十音順)
内容: 国内外の学習者や関係者の視点から、MCの利便性や課題について議論します。 -
講師: 飯吉透、池田佳子、大庭良介(五十音順)
内容: JV-Campusをはじめ、MOOCにおけるMCの実際の活用例に ついて取り上げ、今後の展望を考察します。 -
小テストすべてに正解するとデジタルバッジ(オープンバッジ3.0規格)の取得が可能です。小テストクリア後にバッジ発行をリクエスト送信してください
Staff/スタッフ
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芦沢 真五神田外語大学教育イノベーション研究センター教授経歴1995年フルブライト奨学生として留学。ハーバード大学教育大学院卒(国際教育専攻 Ed.M)。慶應義塾、大阪大学、明治大学、東洋大学、関西国際大学を経て2025年4月より現職。高等教育機関の国際化、留学生と高度人材の流動化にかかわる研究を専門としている。「学修歴証明のデジタル化とマイクロクレデンシャル運用に関わる日本の課題 —オールジャパンの協働プロジェクトで遅れを取り戻せるか?—」「転換期の教育交流と国際教育の将来像:コロナ禍における教育交流のパラダイムシフト」(2020年)、”Student and Skilled Labour Mobility in the Asia Pacific Region, Reflecting the Emerging Fourth Industrial Revolution” (Palgrave Macmillan, 2023), “Convergence or fragmentation? Recent developments in recognition of microcredentials and their impact on higher education in Asia and the Pacific”(2024)など、多数の著作がある。
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飯吉 透京都大学学術情報メディアセンター教授京都大学大学院教育学研究科教授(兼任)経歴カーネギー財団知識メディア研究所所長、MIT教育イノベーション・テクノロジー局シニアストラテジスト、京都大学高等教育研究開発推進センター長・教授、教育担当理事補等を経て現職。日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)理事、CIEC(コンピュータ利用教育学会)会長等も務める。
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池田 佳子関西大学国際部教授経歴2017-2021年度で実施したSUCCESS-Osaka事業、留学生の就職促進認定プログラムKUSUCCESS等外国人留学生のキャリア形成支援事業の立ち上げと実施を担当。2018-2022年度には大学の世界展開力強化事業「グローバル・キャリアマインドを培うCOILPlusプログラム」を主担当。2022年度~2023年度には内閣府第二次教育未来創造会議構成委員として「J-MIRAIー未来を創造する若者の 留学促進イニシアティブ」の作成に参画。
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井上 雅裕大正大学情報科学研究所教授芝浦工業大学名誉教授経歴早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻博士前期課程修了。博士(工学)。技術士(情報工学部門)、シニア教育士(工学・技術)、三菱電機株式会社、芝浦工業大学教授、同副学長、慶應義塾大学大学院特任教授を経て、2025年4月より現職。一般社団法人PMI日本支部理事 教育国際化委員会委員長、一般財団法人オーブンバッジネットワーク理事、JVCampus/JMOOC マイクロクレデンシャル合同WG発起人、IEEEシニアメンバー。
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大庭 良介筑波大学教育推進部教授経歴京都大学総合人間学部にて2000年に学士号取得、同生命科学研究科にて博士号を2007年に取得。筑波大学においてJV-Campus事業 (全日本版の国際オンライン教育プラットフォーム) のプロジェクトリーダー、および、国際連携食料健康科学専攻 (修士課程国際ジョイントディグリー) のカリキュラム委員長を務めている。専門分野は、医科学・生命科学、図書館情報学、科学社会学、科学哲学、東洋思想など多岐に渡る。
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木村 修平立命館大学生命科学部生命情報学科教授経歴立命館大学教学部副部長(外国語教育改革・全学DX担当。2021〜2024年度)。ミシガン州立大学社会科学部卒業、立命館大学大学院言語教育情報研究科修了、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。専門は高等英語教育における情報通信技術(ICT)の利活用。共著に『AI・機械翻訳と英語学習―教育実践から見えてきた未来―』(朝日出版)、『プロジェクト発信型英語プログラム: 自分軸を鍛える「教えない」教育』(北大路書房)。
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米澤 彰純東北大学国際戦略室副室長・教授東北大学総長特別補佐(国際戦略担当)経歴専門:比較高等教育・教育社会学。OECD・加藤静香編『高等教育マイクロクレデンシャル――履修証明の新たな次元』明石書店、2022年で解説を執筆、日本に紹介。
Information/その他の情報
その他の特記事項
コース修了者にはオープンバッジを授与します