分野 | 建築・芸術

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静物画のスペクタクル――レンブラントとフェルメールを中心に「鑑賞者・物質性・脱領域」を考える

この講義では、レンブラントとフェルメールに焦点を絞り、「静物画」をキーワードとして考えていきます。 普通には「静物画」とは、花や果物などを描いた絵というように理解されていますが、ここでいう「静物画」は、もっと広い意味をもっています。主題としてばかりでなく、人であれ事物であれ装飾的に描かれたものを「静物画」として捉えていきます。そして、この立ち位置からレンブラントとフェルメールの世界を探っていきます。 いわば、17世紀の古典主義によって確立された「歴史画」を頂点とし「静物画」を最下位に置くジャンルという見方を一旦括弧に入れ、二人の絵に描かれた人々や事物が宗教的あるいは寓意的なシンボルとしてではなく、対象そのものに魅了され描かれたものであることを浮かびあがらせます。 言い換えるなら、モノを観念的にではなく、感性的に捉える態度こそが地上を神の世界とみなす宗教体験ともいうことができます。同時にそれは、新たな現実感覚の誕生でもありました。

Content/学習内容

Staff/スタッフ

    • 講師
    尾崎 彰宏
    東北大学
    名誉教授

Contact/お問合せ先

東北大学オープンオンライン教育開発推進センター

Email: secretary.mooc@grp.tohoku.ac.jp

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