JV-Campus New Vision 2026
世界とつながる日本の教育へ
JV-Campusがひらく新しい学びのかたち
本動画では、JV-Campusがもつ価値と、その先に広がる未来について紹介します。
JV-Campusは、日本の大学や教育機関、企業が持つ教育資源や知の魅力を世界に向けて発信するオンライン教育プラットフォームです。各機関が参画することで、自らの教育コンテンツや取り組みを広く紹介し、世界中の学習者との新しいつながりを生み出すことができます。また、教育機関同士の連携や協働を促しながら、日本の高等教育を「オールジャパン」で発信する基盤としての役割も担っています。本動画を通して、JV-Campusの価値や、参画によって広がる新たな可能性を感じていただければ幸いです。
大学の国際化促進フォーラム JV-Campus運営委員会
委員長 大庭 良介
世界とつながる日本の教育へ
JV-Campusプロジェクトリーダーより
日本の高等教育機関や団体・企業の教育資源を世界に向けて発信し、国境を越えた学びの機会を広げるオンライン教育プラットフォーム「JV-Campus」。その構想の背景には、教育のデジタル化と国際化が進む時代の中で、日本の高等教育をどのように世界へ開いていくかという問いがある。JV-Campusが担う役割と、その先に見据える大学の未来について話を聞いた。
「教育版の国際空港ターミナル」という発想
JV-Campus(JVC)とは、何を目的としたどのような存在ですか?
JV-Campus(JVC)は、日本の高等教育全体の国際的な玄関口として機能する、国策レベルのオンライン教育基盤です。私たちはこの仕組みを「教育版の国際空港ターミナル」と位置づけており、世界中の学習者が日本の教育に触れ、日本で学ぶことを目指す"出入口"の役割を果たします。
教育のデジタル化が生み出す「開かれた教育市場」
教育のデジタル化やオンライン学習の広がりをどう見ていますか?
教育という領域が"市場"として開かれる大きな転換点だと考えています。これまで、教育は大学ごとの閉じた空間で完結していましたが、今や誰でも、どこからでもアクセス可能な時代になりつつあります。
つまり、デジタル化は、教育機関や企業にとって、自らの教育資源を世界に発信し、学びを届ける主体になるチャンスでもあります。JV-Campusは、そうした「開かれた教育市場」に日本の大学が戦略的に参加するための共通基盤(ハブ)として構築されています。
日本の教育が国際的に選ばれる存在となるために、我々はこのデジタル環境を「競争」ではなく「協創(きょうそう)」の場と捉え、オールジャパンでの発信を進めていきたいと考えています。
もう一つの重要な役割は、「教育リソースのクラウド化」です。全国の大学・機関・企業が持つ多様なコンテンツを一元的に集積し、世界に向けて再編集・再配信することで、日本の高等教育をプラットフォーム型で発信・展開していくことを目指しています。
この取り組みは、文部科学省の政策にも位置づけられた「国策」であり、スーパーグローバル大学創成支援事業や世界展開力事業などの成果を受け継ぐ、「オールジャパン体制」の次世代プロジェクトです。
世界に開かれた教育発信のプラットフォーム
JVCでは、具体的にどのような情報やサービスを提供していますか?
JV-Campusでは、日本全国の大学や教育機関、企業が自らの教育コンテンツや情報を世界に向けて発信できるよう、さまざまなサービスと機能を提供しています。
中でも大きな特長は、「自社・自機関専用のスペース=オウンドメディア」が持てる点です。たとえば「個別機関Box」や「企業Box」では、各大学・企業が独自のブースを持ち、コンテンツの公開・更新、受講者とのやりとり、インターンシップ情報の掲載などを自由に行うことができます。
さらに、受講者に対しては、国際標準規格の電子証明(Open Badge)を発行することが出来ます。これに新たな教育の規格であるマイクロクレデンシャルといったようなものを付与しまして、学習者の皆様に活用いただくことができる。
これにより、学習成果を見える化し、学生・社会人のキャリア形成にも直接貢献できます。
10年後の大学キャンパスはどう変わるのか
JV-Campusが成功したあとの、10年後の日本の大学のキャンパスはどうなっていると思いますか?
JV-Campusが本格的に機能し、その成果が社会に浸透している、これが10年後です。日本の大学キャンパスは、物理空間としての役割と、JVCが促す世界と接続された知的交差点としての役割を、同時に果たす場所へとなっていると思います。
かつてキャンパスとは、授業や研究が「行われる場所」でした。しかし10年後には、世界中の学習者がオンラインで接続し、学びの履歴や関心を持ったうえで訪れる「対話と共創のハブ」へと変わっているでしょう。
大学は単なる「教育の提供者」ではなく、多様な知を編み直す"知的交差点"としての新たな役割を担うようになる。JV-Campusは、その準備を社会全体のレベルで進める「地ならしの装置」であると考えています。
世界へ教育を開くという一歩
個別機関Box・個別企業Boxの新設を考えている方へメッセージをお願いします。
個別機関Box・個別企業Boxをつくるということは、単に「コンテンツを載せる場所を持つ」ことではありません。それはむしろ、「自らの教育的・知的営みを、世界に向けて開くための構えを持つ」ことだと思います。
最初から完璧なものを用意する必要はありません。手元にある教材や動画、活動実績の断片からでも十分に始められます。
ぜひ、ご自身の機関の強みや個性を活かしながら、世界に向けて"自分たちの教育のかたち"を発信する拠点として活用してください。
JV-Campusは、その挑戦を共にするパートナーであり続けます。




