大学の参画について
日本の高等教育の国際的な玄関口として機能する
次世代のオンライン教育基盤です。
Concept
教育版の国際空港ターミナル
JV-Campusは日本の高等教育の国際的な玄関口として機能することを目指した、国策レベルのオンライン教育基盤です。このプロジェクトは、文部科学省の政策に基づき、これまでの「スーパーグローバル大学創成支援事業」などの成果を継承・発展させる「オールジャパン体制」の次世代施策として位置づけられています。
私たちはJV-Campusを「教育版の国際空港ターミナル」と定義しています。世界中の学習者がこのプラットフォームというターミナルに集まり、日本の多様な教育コンテンツに触れ、そこから実際の留学や高度な学びに旅立っていくためのハブとなることを目的としています。
デジタル時代の戦略
教育のデジタル化が進む現在、大学は自らの教育資源を学内に閉じるのではなく、世界に向けて開放していく「市場の開放」という視点が求められています。
JV-Campusは、個々の大学が孤立して競い合うのではなく、オールジャパンで教育リソースをクラウド化し、日本の教育全体のプレゼンスを高めるための「協創」の場を提供します。
全国の大学や機関、企業が持つ知見を一元的に集積し、共通のプラットフォームを通じて世界へ発信することで、日本の高等教育が国際的に選ばれるための強力なインフラを構築します。
提供する機能と仕組み
個別機関Box
各参画機関には「個別機関Box」というオウンドメディア機能が提供されます。これは、大学が自らのブランドを維持しながら独自のブース(拠点)を構え、教育コンテンツの発信、大学紹介、セミナー情報、留学情報の掲載などを行える仕組みです。
学習成果の証明
単なる情報と教育コンテンツの掲載にとどまらず、国際標準規格の電子証明であるオープンバッジ3.0/2.0の発行が可能です。これにより、学習者は自らの学修成果を可視化し、インターンシップや就職、留学などの様々な場面で活用できるようになります。
「教育の配信」と「学習成果の証明」を一体化させることで、学習者のキャリア形成に直接的に寄与する基盤を実現しています。JV-Campusのオープンバッジ発行システムは、日本マイクロクレデンシャル機構のガイドラインに沿った、高等教育機関の利用に適した詳細なメタデータ反映が可能な機能を実現しています。
導入の考え方と今後の展望
スモールスタートの推奨
JV-Campusへの参加にあたって、最初から完璧な教育プログラムを揃える必要はありません。手元にある教材や活動実績の断片から発信を始める「スモールスタート」を推奨しています。大切なのは、自らの教育活動を世界に開くという「構え」を持つことであると考えています。
10年後のキャンパス像
JV-Campusが社会に浸透した10年後、大学キャンパスの在り方は大きく変容しているはずです。キャンパスは単に授業を受ける場所ではなく、オンラインでの学びを終えて関心を持った世界中の人々が集う「対話と共創のハブ」へと進化します。大学は、学生や社会人、地域住民、研究者が共に学び合う「ナレッジ・コモンズ(知の共有地)」となり、JVCはそのための「知的交差点」として、多様な人々が大学とつながるための「地ならし」の役割を担い続けます。
JVC事務局は、貴学の教育を世界に届けるための伴走パートナーとして、体制の構築から運用までをサポートいたします。
JV-Campus各種規約
各機関の専用エリア「個別機関Box」関連規定です。
JV-Campusの各種ポリシーです。
JV-Campus
活用ユースケース例
JV-Campusは、教育のデジタルトランスフォーメーション、国際化、そして産学官連携を横断的に支える重要なインフラです。
以下に、学内教育の高度化からリカレント教育、インターンシップ活用に至るまでの具体的な活用シーンを紹介します。
広報
大学の魅力を総合的に発信する
グローバル広報
JV-Campusは、特色ある講義や最先端の研究、さらには大学紹介や制度案内など、多角的な情報を発信できる「日本の高等教育の玄関口」です 。
個別機関Boxを活用することで、国内外の学生に対して大学の持つ魅力を多層的に可視化・訴求することができます 。
大学の魅力を具体的に発信
特色ある学習コンテンツや情報コンテンツを通じて大学の魅力を具体的に訴求することができます。
志願者層への訴求
国内外の学習者が大学専用ページに自由にアクセスし、大学を知りそして学ぶことができるデジタル環境を提供します。
多角的な情報コンテンツが掲載可能
学習コンテンツのみならず大学生活や学内の紹介、留学生へのメッセージなど、多角的な広報活用が可能です。
教育
学内教育支援と学外展開
教育支援
対面授業とJV-Campus上のデジタル教材を組み合わせることで教育の質を向上させることができる環境を支援します。例えば実際の講義の前後で学ぶ動画や小テストをプラットフォーム上で提供することで、学生が主体的に学びを深めることができます。
大学の知的価値の訴求
学内の教育資産を国内外の学習者に提供することで、広く大学の知的価値を学外に訴求し、社会との接続強化に繋げることも可能です。
教育リソースの活用
教育リソースの補完においてもJV-Campusの活用は有効です。私たちは「共同利用コンテンツ」として、「日本の文化・社会と地域創生」「グローバルな持続可能性と環境」「国際的リテラシー」「グローバルヘルスと医療」「科学とテクノロジー」「ビジネスとマーケット」の6カテゴリで複数の大学が作成した講義動画を配信しています。
またJV-Campus上の学習コンテンツ作成に利用できる「JVCアーカイブ」の仕組みを備えており、現在はNHK-WORLD-JAPAN放送動画140回分を利用することができます。
国際化の加速
実際の講義コンテンツや大学紹介、研究活動の紹介などを通じ、JV-Campusを「留学生への紹介・案内窓口」のデジタル・ブランチとして活用できます。これは単なる情報掲載ではなく、自らの教育的・知的営みを世界に向けて開くことで 、日本への留学を希望する学習者に対して、大学の魅力を多層的に訴求する強力なツールとなります。
また国際的な発信力を強化する取り組みとして、「大学の世界展開力強化事業」「大学のソーシャルインパクト支援事業」における自学のコンテンツをJV-Campus上で展開し、海外協定校の学生との共修に活用する事例があります。これは留学前後のブリッジ教育としても機能し、留学の質を高める効果を生んでいます。
リカレント
リカレント教育の推進
社会人向けのリカレント教育への活用も可能です。受講者許可制の開講や、修了者への大学独自のオープンバッジ発行などリカレント講座開講を支援する仕組みを備えています。JV-Campusは大学の知を求める社会との接点創出に寄与します。
オンデマンド視聴
柔軟な学習スタイルで
社会人の学びをサポート
対話型セッション
オンライン同期での
ディスカッション実施
多様な接点創出
学外の人材との
新たなつながり
地域社会との協創
地域社会と大学の協創においても、リカレント講座をオンライン配信することで、対面での参加が難しい層を含めた幅広い市民に学習機会を提供することが可能になります。
こうした活動によって大学の社会的プレゼンスを向上させ、地域との関係を深化させることも可能です。
産学連携
産学共同インターンシップ
メタバース空間とオンラインラーニングを複合させた産学共同プログラムが展開されています。この取り組みでは、JV-Campusを学習管理の基盤(LMS)として活用しながら、バーチャル空間で世界中の学生や企業メンバーが交流する実践的な学びの場を提供しています。このハイブリッドな環境により、場所の制約を超えた「異文化の中で働く体験」が可能となります。また、こうした活動の成果をオープンバッジとして発行し、学生のキャリア形成に直接的に結びつく仕組みも構築可能です。
メタバース空間での交流
世界中の学生と企業メンバーがバーチャル空間で実践的に学びます。
LMSとしての活用
JV-Campusを学習管理の基盤として統合的に運用します。
オープンバッジ発行
学習成果を可視化し、キャリア形成に直接貢献します。






