分野 | 生物資源・農学, 国際関係

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「アフリカを食べる:グラスカッターの家畜化」村山 美穂(京都大学野生動物研究センター・教授)

京都大学 2019年度アフリカ地域研究資料センター公開講座 第4回「アフリカを食べる:グラスカッターの家畜化」村山 美穂(京都大学野生動物研究センター・教授)
ガーナはカカオの主産地としても知られ、多様な発酵食品を始め豊かな食文化を誇っています。私たちは体重7キロほどの齧歯類グラスカッターの家畜化を進めることによって、食用となる動物性タンパク質を確保すると同時に野生動物の狩猟を減らし、環境を保全するプロジェクトを実施してきました。グラスカッターはアフリカ在来の小型動物で、ガーナの気候風土に適しているだけでなく、その肉はアフリカ各地でたいへん好まれています。農家にグラスカッターを配布して飼育や食品加工のトレーニングをおこない、学校では栄養や環境保全の講義を開催するなどして、5年間で約300頭が飼育されるようになりました。ガーナ起点の国際協力の形を紹介します。

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