アフリカ研究最前線『出会う』 第6回「牧畜社会の戦争と平和に出会う」佐川 徹(京都大学アフリカ地域研究資料センター 助教)
On Air
風神と雷神といえば、日本人は俵屋宗達作と伝えられる屏風絵の風神と雷神を思い浮かべるであろう。その姿は、桃山時代ころの俵屋宗達という作者の名を知らずとも、またその屏風絵を見たことがなくとも思い浮かべることができる。またその風神と雷神のモチーフはテレビの時代になってからもCMでしばしば登場し、今日のようなアニメやゲームの時代になっても人気キャラクターとなってさまざまな場面で登場する。本講義では、こうしたキャラクターのモチーフとなった風神と雷神の、日本桃山時代より以前の、中国、西域で描かれた姿について紹介していきたい