分野 | 人文・社会科学

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クリティカル日本学:概論

本科目は、「日本」を研究対象とすることにまつわる様々な落とし穴を検証するものである。オリエンタリズム、単純化された比較主義、脱文脈化された本質主義などの問題を具体的に例示する。物事、人、現象などを「日本の」ものとして捉えるのは比較行為であり、それが意味のあることにするならば、まず、その比較行為を解体する必要がある。この議論を説明するためにいくつかの具体的な事例を用いながら、比較作業の罠に陥ることなく「日本」を研究する方法について様々な提案も紹介する。

Content/学習内容

Staff/スタッフ

    • 講師
    ヤニス ガイタニディス
    千葉大学大学院 国際学術研究院
    准教授

Competency/コンピテンシー

達成目標

  • 1) 地域研究の問題に関する基礎知識を習得する。
  • 2) 国や文化について「学ぶ」ことが何を意味するのかを批判的に考える。
  • 3) 日本の研究者によって支持されている最近の取組を知る。

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