分野 | 工学

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建築・土木における環境・カーボンニュートラル問題とその日本における対処

日本は地震の多い国で、歴史上、数々の大地震が起きている。これらの大地震を教訓に、建物の耐震性(すなわち、地震発生時の安全性)が向上してきた。近年では、建物の安全性のみならず、サステナビリティと高度な耐用性も強調されている。さらに、木造高層建築のような環境に配慮した建物が、次世代建築として次々に建設されている。本講義では、(i)はじめに、日本の耐震設計に著しい影響を及ぼした地震被害の歴史と、これに対応した建物の耐震安定性の発展について考察する。(ii)次に、建物の耐震安定性評価に関する最先端の技術及びテクノロジー(すなわち構造ヘルスモニタリング)を、実例を示しながら紹介する。(iii)最後に、次世代の建物に関する全体的な展望について議論し、安全性、サステナビリティ及び環境への配慮を網羅的に検討する。

Content/学習内容

Staff/スタッフ

    • 講師
    王 欣
    足利大学 工学部
    准教授

Competency/コンピテンシー

達成目標

  • セグメント1:日本における建物の耐震安定性の発展
    成果:学生は、個人及び社会全体にとっての耐震安定性の重要性を知るとともに、これは一夜にして成し遂げられるものではなく、過去における多くの歴史的大地震を教訓として築き上げられることを理解する。
  • ・セグメント2:建物の耐震安定性の評価
    成果:学生は、建物の耐震安定性のモニタリングと評価が、地震発生後だけでなく、通常時においても重要であることを理解する。また、建物の耐震安定性のモニタリングとして一般的に使用される技術及びテクノロジーについて学ぶ。
  • セグメント3:次世代の建物に関する全体的な展望
    成果:学生は、次世代の建物が備えるべき安全性及び機能(サステナビリティ、環境への配慮等)について、包括的に理解する。この目標は、数々の研究を統合することで達成される。

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