「アフリカを歩く:山・砂漠の自然と人と」水野 一晴(京都大学大学院文学研究科 教授)
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酒類は古来より世界各地で飲まれ、その地域の文化や風土の中で独自の歴史を形成してきた。日本では、稲作とともに米を原料とした酒が伝来したと考えられ、さらに日本特有の酒類である日本酒として発展してきた。本講では、日本の伝統的な醸造酒としての日本酒について、原料及び製造方法等の特徴を他の酒類と比較しながら紹介したのち、日本で飲まれてきた酒類の歴史を紹介する。さらに、日本酒の香味を特徴づける成分やその生成機構、食との相性等について解説する